ボクサー犬ブリーダー ドナルーボクサーズ コラムと私考

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派手な柄をご希望の方へ
当ケネルには、多数のお問い合わせをいただきますが、仔犬をご希望される方の中には、ホワイトマーキングの入った派手な柄というリクエストだけで、犬の本質に全く触れていない方も、少なくありません。
メール等で個別に対応するのは面倒なので、ここに正直に書きますが、ものすごくくだらないと思っており、うんざりしています。
ボクサー犬というのは、色柄の犬種ではなく、その内面、本質に魅力がある犬種だからです。
特に、コンパニオン(家庭犬)として迎える場合、色柄が最重要だとは思えず、もっと大切な要素があるはずです。
色柄だけを言うのは、私には非常に軽薄に感じられ、ただ流行りというだけで濃いレッドのプードルが欲しいとか、ブラウンのプードルが欲しいとか言ってるのと、同じです。
ただ、ひとつだけ大きく異なる点は、そういうプードルを欲しがる人達は、きちんとそれなりの負担もしていて、最低でも数十万という金額を支払って購入しているわけです。

「ホワイトマーキングさえ派手に入ってりゃ、ヘンテコな犬でもいいんかよ?」と思いますが、「きっと、四肢がちゃんとあれば、いいんだろうなぁ」とも思っています。
実際に、柄が派手なだけで質の低い犬を、まるで良い犬のように思い違いしている方がいます。
柄が派手というだけで、結構な価格で買ったのかもしれません。
あるいは、柄が派手というだけで、「ショータイプ」という営業文句で売られ、それを「ショー用」の犬だと思い違いしているのかもしれません。

私は、以前はこういうのは、買い手のニーズばかりではなく、売り方にも問題があると思っていたのですが、最近思うのは、そういう色柄だけで買う人には、他のブリーダーや業者が、犬の「質」とは見合わない高い価格で売るように、本質とは関わりなく高いお金を出してもらうのでいいんじゃないかと。
都合よくそんな派手な柄の犬ばかりが生まれるわけではありませんし、ボクサー犬のホワイトマーキングというのは、スタンダードで定められた必須の柄ではなく、「入っていてもよい」という扱いで、私も派手な柄の犬を出すことを目的に繁殖しているのとも違いますから。
工業製品や商品のように、「消費者」として選ぶ以上、選ばない犬もいますので、選ばれない犬にかかる「コスト」も「消費者」が負担するのは、経済では当然のことですから、それに見合う高いお金を払うのは、当たり前のことだと思います。
実際、ペットショップ等や商業ブリーダー等の業者では、そういったコストがきちんと含まれた価格設定がされています。
色柄という贅沢な要望、しかも、ボクサー犬の場合には偶発的にしか出ないホワイトマーキングという贅沢な要望を言ってショッピングをしたいのであれば、なるべく安く買いたいとかいう図々しいわがままは言わず、出すべきものはきちんと出すべきで、需要と供給等各事情を考慮した商業的な価格設定でそれなりの負担もしてもらうのは、当然のことだろうと思います。

色柄の好みはあっていいと思いますが、色柄だけを言っている方には、この犬種を愛する者として、私は全く共感していません。
私を知る方や、私から犬を求めた方の多くは、既によくご存知ですが。

というわけで、当ケネルでも、派手な色柄をリクエストされる方には、ご要望に見合った商業的価格設定で対応することにしました。それなりの負担をしていただきます。
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