日本チャンピオン展:2
このカテゴリの連載は、2006年8月末、PDの会費切れと同時に既に終了しています。
日本チャンピオン展、個体審査の続きです。
個体審査では、犬の口を開けて見せるのですが、これも毎年、口を開けるのに苦労している人が多いです。犬も普段、口を開けられるような事がないのだろうと思います。
触審されるのは、牡の睾丸だけのようです。
これも審査会ではよく目にする光景なのですが、睾丸を触られて、腰を落としたり、審査員に対して攻撃的な様子が見られたり、ビックリして逃げ出そうとする犬も少なくないです。
何の前触れもなく、犬の死角からいきなり睾丸だけ触るのですから、そりゃあ犬だって驚くのは無理もないと思いますが。
その他は歩様や、犬をある程度フリーにして表現させて見せるのですが、PDの審査会というのは呼び込みをするのが当たり前のようで、訓練所関係の人や仲間が、リングの外から審査中の犬をものすごい勢いで呼び込んでいる光景はいつも見られます。
PDのドイツボクサーは、使役犬であるが故、稟性は最も重要視していて、審査でも稟性が重視されると聞かされていましたが、呼び込みにもちっとも反応しない犬もいて、こういうボクサーもいるんだなぁと思ったことがありました、が。
PDは素人の集まりで、素人でも参加しやすいといいますが、日本チャンピオンのハンドラーをみると、飼い主が自らやっているばかりではなく、プロの訓練士もかなり多いです。
成犬組では、私が判るだけでも1/3程はプロですし、2001年から、私の記憶にある限り、成犬牡組で日本チャンピオンを獲っているのはプロが引いている犬ばかりで、素人の飼い主がハンドラーをしていた犬はいなかったと思います。
PDの審査会もJKCのドッグショーも、プロが参入しているというのは、それ程違いはないと思われます。JKCのドッグショーも、プロハンドラーも素人のオーナーハンドラーもいます。
自分の犬の個体審査が終わると、午後の比較審査までは自由となります。
ほとんどの人は、繁殖をするような人でも、自分の犬の審査が終わるとテントにこもって休んだり団欒しているようで、他犬の個体審査を見ている人はあまりいません。
PDの日本チャンピオン展では、会場にテントが設営されていて、中にはテーブルもイスもあります。
予め予約すれば有償で使えますので、個人で用意する必要はありません。現在はボクサークラブの会員の数も増えたので、クラブ共同で借りて利用しているようです。
本部展というのは、年に一回のお祭りのようなものですので、持ち寄った食べ物がたくさん並んでいて豪勢です。私も随分とご馳走していただき、本当に感謝していますが、お世辞ではなくておいしいです。
遠方の方は来るだけでも大変だろうと思うのですが、感心します。以前は、何もない年なんかもあったのが、嘘のようです。
個体審査が全頭終わると、昼休み等がしばらくあります。
時間が決まっているのかそうではないのか、毎年わかりませんが、お昼を食べてのんびりしていると、開会式をやるというアナウンスがあります。
PDの審査会では、お昼に開会式をやります。これは初めて来た時、ビックリしました。
開会式は、陸上などの全国大会のように、入場行進から始まります。
プラカードを持った人がいて、地域ごとにまとまって、入場行進でネットで囲われたメインリングに入っていきます。このメインリングは、シェパードの審査が行われる場所なのだと思います。
行進とはいっても、本当に行進するわけではなくて、足並みはバラバラでゾロゾロと入場します。
メインリングのゲートを入る際、全員にPDのカッコイイ紋章の入ったタオル1本と、番号を書いた紙切れが渡され、これは後のくじ引きの番号です。
役員や来賓の話や、会員代表による審査結果にけちはつけないと誓う宣誓があり、あとは、各犬種の前年の日本チャンピオンが参考犬として紹介されます。一度チャンピオンになると審査会キャリアを終わりとしてしまうのか、あまり綺麗にはされていなくて、セメントが付着しているのかと思うのようなすごいタコのある犬もいたりして、これが日本チャンピオンなのかとがっかりさせられます。
くじ引きは、ほとんど最後にあります。
係りの人が引いた番号と同じ番号を持っている人が当たりです。マイクで次々と番号が言われ、該当する人は前に出て行ってドライフード1袋がもらえます。景品は、毎年同じなのか違うのかは知りませんが、今年はドライフードで、メーカーの景品用の協賛品のようです。
私も今年、当然ですが初めて、PDのカッコイイ紋章の入ったタオルを記念に貰っておこうと、開会式に混ざりましたが、フードが当たりました。きっと、今日はこれで勘弁してくれ、というお告げなのだろうと思いました。
こういったくじ引きというのは、訓練関係の行事では、お約束のようです。
JKCの訓練競技会でも、くじ引きがあり、みんなニコニコしながら並んでいます。とても楽しそうな様子に、初めて見た時はビックリしました。
ドッグショーでは、受け付けの際に目録と一緒に記念品が貰えますが、くじ引きとか、そういう楽しみのあるようなものではありませんので、ニコニコしながら並んでいる光景というのはありません。お昼に弁当を取りに行く時の列でも、そんなにニコニコしていません。
(ドッグショーも単独展は別で、ほとんどのクラブは記念品にも気を配り、出陳者も喜べるようなその犬種をモチーフにした品です。)
開会式はそんな風で、これが終わると、午後の比較審査が始まります。
こんな感じで、個体審査と比較審査の合間の昼休みは、とても和やかなひと時で、久々に顔を合わせた方同士が談笑していたりして、こういう時間も審査会の楽しみなのだろうと思います。
続く
日本チャンピオン展、個体審査の続きです。
個体審査では、犬の口を開けて見せるのですが、これも毎年、口を開けるのに苦労している人が多いです。犬も普段、口を開けられるような事がないのだろうと思います。
触審されるのは、牡の睾丸だけのようです。
これも審査会ではよく目にする光景なのですが、睾丸を触られて、腰を落としたり、審査員に対して攻撃的な様子が見られたり、ビックリして逃げ出そうとする犬も少なくないです。
何の前触れもなく、犬の死角からいきなり睾丸だけ触るのですから、そりゃあ犬だって驚くのは無理もないと思いますが。
その他は歩様や、犬をある程度フリーにして表現させて見せるのですが、PDの審査会というのは呼び込みをするのが当たり前のようで、訓練所関係の人や仲間が、リングの外から審査中の犬をものすごい勢いで呼び込んでいる光景はいつも見られます。
PDのドイツボクサーは、使役犬であるが故、稟性は最も重要視していて、審査でも稟性が重視されると聞かされていましたが、呼び込みにもちっとも反応しない犬もいて、こういうボクサーもいるんだなぁと思ったことがありました、が。
PDは素人の集まりで、素人でも参加しやすいといいますが、日本チャンピオンのハンドラーをみると、飼い主が自らやっているばかりではなく、プロの訓練士もかなり多いです。
成犬組では、私が判るだけでも1/3程はプロですし、2001年から、私の記憶にある限り、成犬牡組で日本チャンピオンを獲っているのはプロが引いている犬ばかりで、素人の飼い主がハンドラーをしていた犬はいなかったと思います。
PDの審査会もJKCのドッグショーも、プロが参入しているというのは、それ程違いはないと思われます。JKCのドッグショーも、プロハンドラーも素人のオーナーハンドラーもいます。
自分の犬の個体審査が終わると、午後の比較審査までは自由となります。
ほとんどの人は、繁殖をするような人でも、自分の犬の審査が終わるとテントにこもって休んだり団欒しているようで、他犬の個体審査を見ている人はあまりいません。
PDの日本チャンピオン展では、会場にテントが設営されていて、中にはテーブルもイスもあります。
予め予約すれば有償で使えますので、個人で用意する必要はありません。現在はボクサークラブの会員の数も増えたので、クラブ共同で借りて利用しているようです。
本部展というのは、年に一回のお祭りのようなものですので、持ち寄った食べ物がたくさん並んでいて豪勢です。私も随分とご馳走していただき、本当に感謝していますが、お世辞ではなくておいしいです。
遠方の方は来るだけでも大変だろうと思うのですが、感心します。以前は、何もない年なんかもあったのが、嘘のようです。
個体審査が全頭終わると、昼休み等がしばらくあります。
時間が決まっているのかそうではないのか、毎年わかりませんが、お昼を食べてのんびりしていると、開会式をやるというアナウンスがあります。
PDの審査会では、お昼に開会式をやります。これは初めて来た時、ビックリしました。
開会式は、陸上などの全国大会のように、入場行進から始まります。
プラカードを持った人がいて、地域ごとにまとまって、入場行進でネットで囲われたメインリングに入っていきます。このメインリングは、シェパードの審査が行われる場所なのだと思います。
行進とはいっても、本当に行進するわけではなくて、足並みはバラバラでゾロゾロと入場します。
メインリングのゲートを入る際、全員にPDのカッコイイ紋章の入ったタオル1本と、番号を書いた紙切れが渡され、これは後のくじ引きの番号です。
役員や来賓の話や、会員代表による審査結果にけちはつけないと誓う宣誓があり、あとは、各犬種の前年の日本チャンピオンが参考犬として紹介されます。一度チャンピオンになると審査会キャリアを終わりとしてしまうのか、あまり綺麗にはされていなくて、セメントが付着しているのかと思うのようなすごいタコのある犬もいたりして、これが日本チャンピオンなのかとがっかりさせられます。
くじ引きは、ほとんど最後にあります。
係りの人が引いた番号と同じ番号を持っている人が当たりです。マイクで次々と番号が言われ、該当する人は前に出て行ってドライフード1袋がもらえます。景品は、毎年同じなのか違うのかは知りませんが、今年はドライフードで、メーカーの景品用の協賛品のようです。
私も今年、当然ですが初めて、PDのカッコイイ紋章の入ったタオルを記念に貰っておこうと、開会式に混ざりましたが、フードが当たりました。きっと、今日はこれで勘弁してくれ、というお告げなのだろうと思いました。
こういったくじ引きというのは、訓練関係の行事では、お約束のようです。
JKCの訓練競技会でも、くじ引きがあり、みんなニコニコしながら並んでいます。とても楽しそうな様子に、初めて見た時はビックリしました。
ドッグショーでは、受け付けの際に目録と一緒に記念品が貰えますが、くじ引きとか、そういう楽しみのあるようなものではありませんので、ニコニコしながら並んでいる光景というのはありません。お昼に弁当を取りに行く時の列でも、そんなにニコニコしていません。
(ドッグショーも単独展は別で、ほとんどのクラブは記念品にも気を配り、出陳者も喜べるようなその犬種をモチーフにした品です。)
開会式はそんな風で、これが終わると、午後の比較審査が始まります。
こんな感じで、個体審査と比較審査の合間の昼休みは、とても和やかなひと時で、久々に顔を合わせた方同士が談笑していたりして、こういう時間も審査会の楽しみなのだろうと思います。
続く
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